アレルギー科
〒547-0033大阪府大阪市平野区平野西3丁目9-11
06-6707-3741
アレルギー科

アレルギー専門医などによる高度な診療を行っています。
当クリニックでは経験豊富な小児科専門医、アレルギー専門医、小児アレルギーエデュケーター(看護師)が複数人在籍しており、子どもの成長やご家庭での治療の継続のしやすさなどを考慮しながら、標準的かつオーダーメイドな治療を心がけ、皆様が安心して家庭でのケアに取り組めるようにサポートさせていただきます。「ここにアレルギーの相談に来てよかった」と言っていただけるようスタッフ全員で取り組んで行きます。
アレルギー疾患は「子ども自身の要因(アレルギーになりやすい体質、遺伝、未発達な免疫系や臓器)」「環境因子(アレルゲンへの接触、大気汚染、感染、喫煙、気象など)」が複雑に絡み合い、発症していくものと考えられます。子どもの成長によって発症しやすいアレルギー疾患が変化することを「アレルギーマーチ」と呼び、乳児期に乳児湿疹、食物アレルギー、乳幼児喘息(小児喘息)を発症し、その後アトピー性皮膚炎、花粉症、アレルギー性鼻炎、気管支喘息などを発症していく傾向があります。この「アレルギーマーチ」を進行させないために、早期発見、早期介入、早期治療が必要となってきます。
舌下免疫療法、エピペン処方も可能です。
乳児湿疹とは、乳児の皮膚に現れる、赤いプツプツ・カサカサの湿疹などの皮膚トラブルの総称です。アトピー性皮膚炎とは、かゆみのある湿疹が、慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。乳児湿疹の中にアトピー性皮膚炎が含まれることがありますが、乳児期には判断が難しいことがあります。乳児期におけるアトピー性皮膚炎は自然治癒する場合も多くありますが、湿疹がありバリア機能が低下している皮膚から食物が入り込むことによって、食物アレルギーが発症するという報告があり、乳児湿疹への早期治療は積極的に行う必要があると考えます。
診断は、湿疹の部位や性状などを観察し、必要時には血液検査でTARCという皮膚炎の病勢を表す値をみます。
当クリニックでの治療は、外用薬として保湿剤、ステロイド剤(ロコイド、リンデロン、アンテベートとプロペトやアズノールなどを組み合わせた軟膏)、非ステロイド剤(モイゼルト、コレクチム、プロトピックなど)を用いて治療を行います。難治性の場合は、チューブ型包帯(チューブエイド)での保護や注射剤(デュピクセント、ミチーガなど)を使用する場合があります。適切な使用量をお伝えするスキンケア指導も行っております。
一度治療によって症状がおさまったように見えても肌の奥で炎症が持続している場合があり、見た目に軽快した状態でも予防的に薬を塗り続ける「プロアクティブ療法」を行っており、当クリニックでは定期的な通院をおすすめしております。成長とともに保湿剤のみ、または季節の変わり目など一定の期間のみなどと治療も進めていきますのでご安心ください。
喘息とは、呼吸をするときの空気の通り道(気道)が狭くなり「ぜーぜー」「ひゅーひゅー」(喘鳴)と呼吸が苦しくなる状態(喘息発作)をくり返す病気です。喘息での気道は、慢性的な炎症があるために刺激に対して過敏な状態になり、喘息発作をくり返します。発作をくり返していると、気道は硬くなり元通りに治らず(リモデリング)、呼吸機能の低下がおこります。喘息の大きな発作が起きると呼吸ができなくなり、最悪の場合命を落とすこともあります。また、乳児期ではもともとの気道の細さや脆弱性、自ら症状を訴えることができないことから診断が難しいことがあります。
診断は今までのエピソードや治療での発作改善などを加味して行います。必要時には血液検査、呼吸機能検査を行います。喘息は予防が非常に重要になります。予防としての治療はロイコトリエン拮抗薬、抗ヒスタミン剤の内服や吸入ステロイドを使用することがあります。家庭内での喫煙は禁止、ダニやペットの対策が必要です。
発作時には体内の酸素の数値を測定し、気道を広げる吸入の治療を行っております。吸入治療の反応に乏しく、酸素が必要な大きな発作の場合には、入院での治療が必要となるため、専門機関にご紹介する場合があります。
食物アレルギーとは、ある特定の食べ物を食べたり、触れたりした後にアレルギー反応があらわれる病気です。発症時期は乳幼児期に多く、年齢があがるにつれて減少します。原因食物は乳幼児期に卵、牛乳、小麦、木の実類が多く、年齢があがるにつれて甲殻類、フルーツが増えます。
症状として、皮膚症状(かゆみ、じんましん、むくみ、発赤など)、呼吸器症状(咳、鼻水、くしゃみ、喘鳴など)、消化器症状(嘔吐、下痢、腹痛)、全身症状(ぐったりする、意識が朦朧とする、顔が青白い)が出現する場合があり、複数の症状が同時に出現した場合をアナフィラキシーと呼び、迅速に治療が必要な状態です。
診断は、上記の症状から判定することができますが、補助的に血液検査や皮膚プリックテスト、食物負荷試験を行います。食物経口負荷試験は食物アレルギーの最も確実な診断方法です。当クリニックの外来でも行うことができます。アレルギー症状が強く出る(アナフィラキシー)可能性が高い場合は専門施設へのご紹介をさせていただきます。
数値が高くない場合は当クリニックでの指導の下、ご自宅で少量ずつ増量できる場合があります。必要な患者さまにはエピペン処方や学校生活管理指導票を作成いたします。
牛乳、卵黄、大豆など原因食物を摂取後に嘔吐、下痢、血便などの症状が出現します。血液検査は異常がないことが多く、診断は症状の既往や、原因食物の除去での症状消失、食物負荷試験での確定診断です。上記の食物アレルギーとは異なる概念であり、繰り返す胃腸炎と診断されていたり、診断が難しい疾患です。
小麦、甲殻類など特定の食物を食べた数時間の間に運動や入浴をするとアレルギー症状が誘発されることがあります。
花粉症がある場合、果物、野菜などを食べた後に口腔内~喉にイガイガ、チクチクといったかゆみや違和感が出現することがあります。血液検査で花粉症との関連を調べることができます。
症状から診断することができますが、補助的に血液検査で診断することができます。治療の原則としては原因物質(花粉症、ダニ、ハウスダスト、ペット)の回避、抗ヒスタミン剤やロイコトリエン受容体拮抗薬の内服、点鼻ステロイド剤、点眼、舌下免疫療法があります。舌下免疫療法とは、原因となるアレルゲン(ダニ、スギ)を少量ずつ投与し、体のアレルギー反応を弱める治療です。5歳以上で3年以上の通院が必要になりますが、アレルギー体質を改善する可能性のある治療として近年注目されており、当クリニックでも処方医がいますのでご相談ください。
日本アレルギー学会 https://www.jsaweb.jp/アレルギーポータル https://allergyportal.jp/環境再生保全機構 https://www.erca.go.jp/yobou/
看護スタッフにおきましてもPAE(小児アレルギーエデュケーター)やCAI(アレルギー疾患療養指導士)などの資格を有しアレルギーの専門性を持ったスタッフがほとんどで、いろいろなアレルギー疾患の治療に際し、医師とは違った側面から患者さまに寄り添い、治療に参加します。アレルギーの解決策はすでに存在していますが、患者さま自身あるいはご家族が正しい知識や服薬方法を身に着けなければ、アレルギーを改善することはできません。医師と患者さま・ご家族の間に専門性の高いスタッフが介在し、患者さま・ご家族に寄り添う診療をチームで行い、スタッフみんなで患者さま・ご家族の不安や悩みに直接応えることにより、多くのアレルギーの改善を目指します。
日本小児臨床アレルギー学会認定の高度なアレルギーの専門性を持ったアレルギーの専門コメディカルスタッフです。
その活動目的には、アレルギーの専門性により、チーム医療の実現し、適切かつきめ細やかに患者さまと寄り添い、患者さま・ご家族のアドヒアランス向上を目指します。また、患者さま・ご家族や学校関係者の相談対応、地域の啓発活動などに貢献します。
一般社団法人日本アレルギー疾患療養指導士機構が認定した資格で、アレルギー疾患の管理や治療に関する専門知識を有し、患者さまやご家族への指導スキルを兼ね備えたコメディカルスタッフです。医師と協同してチーム診療を行うことにより、標準的で良質なアレルギー医療を提供する資格です。
*当クリニックでは、PAEやCAIの資格取得に対する支援を行っております。アレルギーに興味をお持ちの看護師さん、PAEやCAIの資格をとってアレルギーの分野で活躍したいなーとお思いの看護師さんはぜひ一度当クリニックにご相談ください。
当クリニックのPAE(アレルギーエデュケーター)は、食物アレルギー・エピペン等につき広くご理解いただくために、多くの保育園・幼稚園・小中高等学校などに講演をさせていただいております。ご依頼がございましたらこちらからお伺いさせていただきます。ご希望がございましたらご連絡ください。
お問い合わせ先:06-6707-3741(にしかわこどもクリニック)
食物アレルギー・エピペン等につきプリント・スライドでの説明。さらにエピペンの使用・アナフィラキシー時の対応等につき実際に実技を交えて説明させていただきます。
当院で施行可能な検査です。医師の診断のちに必要な検査を提示させていただき、日程調整させていただきます。当日可能な検査もありますので、お気軽にご相談ください。
アレルギー検査(食べ物、動物、ハウスダスト、ダニなど)、TARC値(皮膚炎の病勢)、血液型(自費)
専用の細い針で少量のアレルゲンを皮膚に入れ、炎症の程度を測定します。
アレルギーが疑われる食物を実際に食べていただき、安全に食べられる量の確認や診断目的に行います。
当院での観察室で負荷試験を行います。症状観察、バイタル測定を適宜行います。症状が出た場合、速やかに治療を行います。
