発熱
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発熱

平熱は、時間帯によって異なります。体温は1日のうちで1℃以内程度の変動があり、午前4時ごろが最も低く、午後から夕方にかけて高い状態になります。また食後すぐは体温が上がります。
新生児〜乳児
(生後1ヶ月頃)
36.7℃〜37.5℃程度(高め)
乳幼児
(1歳〜3歳頃)
36.3℃〜37.4℃程度
幼児
(年長さんまで)
36.5℃〜37.4℃程度
小学生以上
36.5℃〜37.0℃程度(成人に近づく)
※3歳頃までは代謝が活発なため、体温が高くなりやすいです。
一般的に、37.5℃以上を発熱と判断することが多いですが、子どもは平熱に個人差が大きいため、日頃から元気な時の平熱を測っておくことが最も重要です。なお、感染症法では、37.5℃以上を「発熱」、38.0℃以上を「高熱」としていますが、一般的な発熱の判断基準は体を冷やしても38℃を超える体温である場合と考えてもいいでしょう。37.5℃くらいでも、平熱に比べて高い、ぐったりしている、食欲がない場合は注意が必要です。逆に熱が高くても、水分がとれており、元気があれば急ぐ必要はないと考えられます。高熱=重症ではありません。熱が出るととにかく心配になりますが、お子さんの場合高熱でも比較的機嫌が良い場合も少なくありません。熱の高さよりも、咳やゼーゼー、嘔吐などの熱以外の症状がないか、機嫌が悪くないかに注意をしてください。高熱そのものが脳にダメージを与えることはありません。ただし、生後3ヶ月の赤ちゃんの発熱は直ぐに小児科受診が必要です。

日本赤十字社
・人間の体は、外からウイルスなどの病原体が侵入してきたときに、白血球が働き出しそれらを退治しようとします。白血球は平熱よりも高い温度で働きだすため、「熱が上がる」という体の反応は、体を守る防衛反応であり、白血球が病原体と戦っている証拠です。
・発熱はしているが、割に元気にしている、食欲(水分摂取)もまずまずであれば、夜間であれば、無理に医療機関を受診せず、ひとまずお子さんをゆっくり休ませて、発熱による苦痛を和らげることを考えてあげてください。呼びかけに対して反応が悪い。顔色が悪い。痙攣している。などの症状が見受けられる場合には、迷わず医療機関を受診してください。また、3日以内でおさまるようであれば、風邪などを原因とする発熱と考えられますが、発熱が4日以上続く場合は、風邪など以外に原因がないか判断するために医療機関を受診いただく必要があります。
・手足を触ってその温度を確認してください。
①熱の上がり始め
熱の上がり始めは血管が収縮するので手足が冷たくなります。体の中心部は熱を持っているのに手足が冷たいときは、これからまだ上がる可能性が高い状態です。手足を中心に少しだけ温めてあげてください(薄い掛け物などで)。
②熱が上がったら
手足も熱々、体も熱々状態になります。しっかり水分補給をし、嫌がらなければ首、脇、鼠径部などを冷やしてあげてください。おでこなどに貼って熱を和らげるものもありますが、あまり効果がないとされていて、水枕やよくもらう小さな保冷剤をハンカチなどに包んで冷やす方が効果的です。
快適な室温と湿度の目安は、夏が25〜28℃、秋〜冬は23〜25℃、湿度は40〜50%が目安とされています。
基本的には38.5℃位までで機嫌が悪くなければサッとお風呂に入ることは可能です。長湯は体力を消耗させるため避けてください。タオルで体を拭く程度でもいいでしょう。
熱が高いと不機嫌になったり、水分や食事がとりにくくなり、眠れなくなることがあります。発熱によるしんどさが強い場合に、解熱剤を使用し体温を少しでも下げて症状を一時的ではありますが、和らげることにより、食事や水分が取れ、体力の消耗を避けることができます。この様な目的で解熱剤は使用します。
子どもの解熱剤は、38.5℃以上の高熱で(本来は39℃以上で眠れない時くらいですが、39℃を超えていても元気で機嫌も悪くなければ解熱剤を使う必要はありません)、機嫌が悪くて眠れない、水分がとれない時に使用します。原則はアセトアミノフェン(カロナール、アンヒバなど)を使い、間隔は6~8時間あけます。用量・用法を守ってください。寝ている場合は起こしてまで使う必要はありません。ただ、解熱剤は一時的に熱を下げるだけで、病気を治すものではありませんので、使い過ぎに注意してください。
